2023/10/19 16:52

本日は、ばうむ合同会社のお酒造りについてご紹介いたします。


ばうむ合同会社は、廃校になった中学校の体育館を利用して、焼酎や泡盛を製造しております。


ばうむ合同会社の田岡さんよりお話をお伺い致しました‼️



【本山町のブランド米天空の郷の中米を利用した酒造り】

ばうむさんで造られるお酒は全て、天空の郷米の中米を主原料として製造しています。


前回ご紹介した粒の大きさが売りの天空の郷米ですが、網を通すと基準以下のお米が出てしまいます。

そのお米は、土佐天空の郷米として販売されることはなく、本山町産のお米として安価で流通していました。


そこに価値をつけて、農家さんの為になることができないかと考えたばうむ合同会社は、酒造りを開始しました。

最初に販売を開始した焼酎は、【天空の郷】として、現在も販売されております。



【水素水の利用】

嶺北地域を流れる吉野川の源流の水素水を使用して酒造りを行います。

水素水を使用することで、製造期間が短縮され、なじんだ味の酒が作られるそうです。

ばうむ合同会社では、仕込み水にも、割り水にもこの水素水を使用しています。


【蔵人の思い】



今年の春に販売を開始した『KIRSCH BAUM』は、女性でも飲みやすい焼酎を作りたい!と商品開発に踏み切りました。

可愛らしいピンク色の瓶には、高知県酵母CEL-24の酒粕を使用した爽やかでフルーティな焼酎。


酒造りは、新しい商品を出すのに何年もかかる。

それでも、美味しいと思うてもらえる酒造りがしたい。

それはこれからも変わらず続けていきたい。

と田岡さんは語ります。


酒造りを行うメンバーは年齢も高め。

現在は、IUターンの方に製法を引き継ぎ、絶えることのない味を求め、日々製造をされています。


ぜひ一度、ばうむ合同会社のお酒を手に取っていただけると嬉しく思います。


担当 甲藤